新見市 (にいみし) は岡山県の最西北端、高梁川の源流域に位置し、
中世の時代から京都の東寺など 荘園「新見庄」として栄えてきました
砂鉄が多く採れた当時の新見庄では、日本古来の製鉄技術である
 たたら製鉄 が盛んに行われていました

 江戸時代になり、初代新見藩主 関長治侯 により町がつくられます
 この時にはすでに城が造れない時代、御殿 (官邸) を建て、そこで政務を執られました
この地区が 新見御殿町 です  ※JR新見駅からは少々離れています

古い町並みの面影が残り、昭和のレトロ遺産、看板建築、などの 世間遺産 も多く残されています

とてもわかりやすい 観光協会マップ を片手に、世間遺産まち歩きを 楽しむ事が出来ます



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以下、Wikipediaより引用

超芸術トマソン
とは、赤瀬川原平らの提唱による芸術学上の概念
不動産に付属しまるで展示するかのように美しく保存されている無用の長物
存在がまるで芸術のようでありながら、その役にたたなさ・非実用において芸術よりも
もっと芸術らしい物を超芸術と呼び、その中でも不動産に属するものをトマソンと呼ぶ

その中にはかつては役に立っていたものもあるしそもそも作った意図が分からないものも
超芸術を超芸術だと思って作る者(作家)はなく、ただ鑑賞する者だけが存在する

トマソンという名称は元読売ジャイアンツ選手の ゲーリー・トマソン に由来するとか
彼は当時高額の助っ人選手として雇われた四番打者であったが、毎度空振り続きであった
その役に立たない様子を皮肉って、彼の名前がこの名称として用いられた
その後 トマソン は80年頃に芸術に関心のある若者を中心にブームとなる

記念すべきトマソン第1号は1972年に発見された 四谷階段 もしくは 純粋階段 とも呼ばれるもの

トマソンの種類 
無用階段無用門無用庇無用窓ヌリカベ影タイプでべそ
ウヤマカステラ逆カステラアタゴ生き埋め地層境界ねじれ阿部定
もの喰う木無用橋純粋タイプ蒸発







岡山県新見市新見



※写真はクリックすると大きくなります



無用庇 美しい 
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こちら側には倉庫のような建物があったのでしょう
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