以下、
Wikipediaより引用

超芸術トマソン
とは、赤瀬川原平らの提唱による芸術学上の概念
不動産に付属しまるで展示するかのように美しく保存されている無用の長物
存在がまるで芸術のようでありながら、その役にたたなさ・非実用において芸術よりも
もっと芸術らしい物を超芸術と呼び、その中でも不動産に属するものをトマソンと呼ぶ

その中にはかつては役に立っていたものもあるしそもそも作った意図が分からないものも
超芸術を超芸術だと思って作る者(作家)はなく、ただ鑑賞する者だけが存在する

トマソンという名称は元読売ジャイアンツ選手の ゲーリー・トマソン に由来するとか
彼は当時高額の助っ人選手として雇われた四番打者であったが、毎度空振り続きであった
その役に立たない様子を皮肉って、彼の名前がこの名称として用いられた
その後 トマソン は80年頃に芸術に関心のある若者を中心にブームとなる

記念すべきトマソン第1号は1972年に発見された 四谷階段 もしくは 純粋階段 とも呼ばれるもの

トマソンの種類 
無用階段無用門無用庇無用窓ヌリカベ影タイプ高所、でべそ
ウヤマカステラ逆カステラアタゴ生き埋め地層境界ねじれ阿部定
もの喰う木無用橋純粋タイプ蒸発



広島県尾道市因島



※写真はクリックすると大きくなります



四谷階段... 無用階段
1972年 (S47)  赤瀬川さんらが 四谷の旅館「祥平館」の裏手を歩いていたところ
どこにもつながっていない階段 を見つけたのがトマソンの事始めだったとか
階段は 純粋階段 、あるいは四谷怪談をもじって 四谷階段 と名付けられ、以後次々と発見される
トマソンの栄えある第1号となったそうです  
四谷の純粋階段 (四谷階段) 

そんな 無用階段 がここにも残されていました
隣接していた消防署が移設された為、突如現れた階段... 当初は安全ネットもない状態でした
今回、ふと思い出し立ち寄ってみましたが、正直残っていた事には驚きました 

これが最後の訪問となるでしょう いつもよりたくさん写真撮りました 
250111-121007



250111-121029



250111-121051



250111-121055



250111-121101

250111-121146

250111-121201



250111-121204